オンラインストレージサービスを活用しよう!
オンラインストレージサービスとは?
OneDriveやGoogleドライブは、クラウドサービスの内のオンラインストレージサービスの1つです。まずクラウドサービスとは何かを説明します。
クラウドサービスについて
NECのWebサイト[1]のクラウドサービスの説明を見ると以下のように書かれています。
「クラウド(クラウド・コンピューティング)は、コンピューターの利用形態のひとつです。インターネットなどのネットワークに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、利用者はネットワーク経由で手元のパソコンやスマートフォンで使います。 」
([1]クラウドサービスとは?例を交えて解説!初心者にも分かるクラウド入門 | NEC https://jpn.nec.com/cloud/smb/column/01/index.html )
つまり、他のパソコンにあるサービスをネットワークを通じて皆さんのパソコンで使えるようにしたのが「クラウドサービス」です。
「クラウド」=「雲」の名前が付けられているのは、そのサービス元のコンピュータがどこにあるか意識せずに使えるからです。
とりあえず、「クラウドサービスとはインターネットを通して他のコンピュータのサービスが使えるもの」とわかれば十分です。
クラウドの1つ、オンラインストレージサービス
オンラインストレージサービスとは、「ユーザーに貸し出したサーバーマシンのディスクスペースにファイルをアップロードすることでインターネット上でファイルを共有するサービスである。」(Wikipedia)
わかりやすく、「インターネット上に自分が自由に使える倉庫を作る」と考えてください。その倉庫(ストレージ)には、あなたのもつデータを置くこと(アップロードすること)が出来ます。画像、動画、書類、スライド、何でも置けます。
しかし、現実の倉庫に入る容量があるように、インターネット上に作ったこの倉庫にも、大抵の場合容量があります。いくらでも詰め込める訳ではないので注意しましょう。
使って便利なこと
このオンラインストレージに画像などのデータを置くメリットは、
- データをパソコン上の代わりにインターネットに置ける
- 複数の端末で共有出来る
などがあります。
スマートフォンで撮影した写真をパソコンで使いたいとか、パソコンで作ったスライドをスマートフォンやタブレットで確認したいということが簡単にできます。
注意すること
アカウントについて
「アカウント」と「パスワード」は「鍵」です。オンラインストレージは「倉庫」と説明しましたが、その倉庫に入るには「あなたがその倉庫の主である」と証明する必要があります。パスワードを忘れることは倉庫に入る鍵を紛失してしまうことです。忘れないように注意しましょう。
パスワード設定のコツ
統一アカウントのパスワードを変更する時や、その他のアカウントのパスワードを設定する時に、パスワードは自由に設定できます。パスワードは忘れないようにと述べましたが、覚えやすさを優先するあまりに単純すぎるパスワードを設定することは非常に危険です。パスワードを設定する時には以下の点に注意しましょう。(例に挙げているものは全て使わないでください)
- 単純すぎる文字列にしない(「abc123」「123456」などはNG)
- 有名な英単語のみを避ける(「welcome」「password」「football」「starwars」などはNG)
- 他人が簡単に知れる個人情報はパスワード に使わない(名前や誕生日、何かの記念日、住所の番地などはNG)
- アルファベットの大文字小文字、数字を混ぜる(「password」より「PasSwORd」、さらに「83PasS7wORd012」とした方が良い)
- 使い回しを避ける(Googleで使っているパスワードをYahooやAmazonなどの他のサービスのアカウントでも使うことは危険です)
ちなみに例に挙げたパスワードは、セキュリティ企業のSplashDataが発表した2017年最悪パスワードランキングにランクインしているものです。英単語や単純な数字の並び、有名人の名前や年号などが多いですね。
「人気なパスワード=不正アクセスが簡単」です。絶対にランクインしているパスワードを設定しないでください。
アップロードするデータについて
先ほども言った通り、オンラインストレージには大抵の場合使っていい容量が決められているので、なんでもかんでも入れていると、容量がいっぱいになります。画像や、特に動画は容量が大きいので注意しましょう。
もうひとつ、気を付けることがあります。オンラインストレージサービスはセキュリティをしっかりかけているので、その倉庫の中身は他人には簡単に見られることはありません。
ですが、インターネットでは何があるかわかりません。そのため、見られては困る個人情報やパスワードを書いたデータなどはアップロードしないようにしましょう。
OneDrive編
(スマホで見づらい場合はこちら)
Googleドライブ編
(スマホで見づらい方はこちら)
DropBox編
(スマホで見づらい方はこちら)